1989-12-13 第116回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
先生御指摘のように、級地がダウンすることによりまして高度僻地の修学旅行費の補助が受けられなくなるという学校が若干あるわけでございますが、そういう学校につきましては沖縄県とよく相談をしまして、学校教育に支障が生じないように適切な対応策を考えていきたい、このように考えております。
先生御指摘のように、級地がダウンすることによりまして高度僻地の修学旅行費の補助が受けられなくなるという学校が若干あるわけでございますが、そういう学校につきましては沖縄県とよく相談をしまして、学校教育に支障が生じないように適切な対応策を考えていきたい、このように考えております。
そのうち二校だけが、先生おっしゃるようにいわゆる高度僻地、三級以上の学校から二級以下の学校にダウンをする、級地が上がる学校が三十一校、こういうぐあいに聞いております。
それからもう一つ、先生が御指摘になりました高度僻地の修学旅行費の補助それからパン、ミルクの補助でございますが、これについては、昭和六十一年の十二月に会計検査院の僻地学校指定の見直しについての処置要求以来、昭和六十三年度それから平成元年度、ことしと二年度にわたり一応暫定的な特例措置により補助対象に扱ってきたわけでございますので、国としてこの措置をさらに平成二年度以降延長するということは困難ではないかというぐあいに
○遠山説明員 先生御指摘の、沖縄県の久米島あるいは平良市、これらにつきまして三級地から二級地に変わりまして、高度僻地に係る修学旅行費あるいはパン、ミルクの給食費の補助が対象となる可能性があるわけでございますが、どうしても経済的な理由によって修学旅行へ行けなくなるおそれがあるというような場合には、就学援助制度という制度がございますから、そういうような補助制度を活用することによりまして、学校教育に支障が
高度僻地に係る修学旅行費、それからパン、ミルクに対する給食費の補助でございますが、これはその趣旨からいって、高度僻地でなくなった場合には補助対象にするというのは非常に困難なわけでございますので、そのような場合には、先ほど申し上げましたような経済的な理由によって修学旅行に行けなくなるおそれのある児童生徒に対してはそういう制度を活用して混乱が起きないようにしたい、こういうことでございます。
それから、またページをめくっていただきまして高度僻地の修学旅行費の補助でございますが、これは三級から五級の学校の児童生徒に対する修学旅行費の補助でございます。これも単価は上げているわけでございますが、対象児童生徒数の減によりまして若干の城となっているわけでございます。 最後が、遠距離通学費の補助でございます。
それ以外に公立文教施設とかあるいは高度僻地学校の児童生徒パン・ミルクの補助とか、二分の一を超える高率の補助がございまして、これにつきまして十分の一カット等を昨年からやってきておりますが、これを一年延長してまたやっておりますので、この関係が約百億近くあるわけでございます。以上合わせまして大体九百三十億ぐらいが全体としてはカットというふうになっておるかと思います。 以上でございます。
しかもこの補助金というのは、財政負担能力が極めて乏しい産炭地あるいは高度僻地、こういったところの子供たちに対する学用品の補助金であり、あるいはパン、ミルクの補助金であり、あるいは山の中から修学旅行に行く、それに対して国が援助の手を差し伸べてやるという金ですよ。
○国務大臣(松永光君) 先ほどの高度僻地学校児童生徒のパンとかミルクの給食費の補助金、それから要保護児童及び準要保護児童に対する援助の補助、カットされた分につきましては、その分交付税の方で措置されるわけでありますから、したがってその分はプラスしていくわけなんです。その意味で、この事業の執行については今までと変わりはない、援護を受ける立場の人から見れば、と申し上げたわけであります。
それから要保護、準要保護とは全く別に、高度僻地関係につきまして修学旅行費の補助あるいは給食費の補助の仕組みがあるわけでございまして、これにつきましてもほほ同様の趣旨でかさ上げ措置と申しますか、それが講じられておるわけでございます。
それから僻地に対する学校給食の奨励という意味で、高度僻地学校に対するパン、ミルクの給食費の補助、あるいは修学旅行費の補助というようなことをやっております。 さらに、僻地の教育の内容を充実するという意味で、僻地教育指導者のための講座の開催、あるいは各種の指導資料の刊行といったようなことを、大ざっぱに申しますとやっているわけでありますし、あるいはこれからさらに充実していこうということでございます。
○中林分科員 時間が来ましたので、最後になりますが、こういう僻地、特に島根県の場合三分の一以上抱えておりますし、高度僻地もあるわけですね。こういうところで先生方や自治体やあるいは子供たちあるいは父兄がどんなにがんばって教育充実のためにやっているのか、一度大臣ぜひ調査に出向かれる必要があるのではないか。私、いらっしゃればぜひ御案内したいと思いますし、ぜひお願いしたいわけです。
ただ高度僻地——僻地手当の三級から五級地というと大体離島が多い、あるいはへんぴなところが多い。これはここで勉学する子供たちは政治的にも文化的にも経済的にも恵まれないところの子供たちなんですね。そういう地域の子供のたとえば七、八億前後の給食費とか、あるいは三分の二補助の二億、三億弱のわずかの補助金を打ち切ろうという動きは、まさに私はこれは弱い者いじめだと言わざるを得ないと思うんですがね。
それから、高度僻地の補助費のことでございますが、修学旅行につきましては三分の二、学校給食費につきましては十分の十の特別な補助率でただいままでやってまいっておりますけれども、こういう特殊な地域で勉強をしておられます児童たちの立場に立って考えれば、今後ともこれらの事業はいままでどおり遂行されるべきもの。
もっとも、昭和四十年に高度僻地校に対しましては、「へき地学校特別対策」により、国庫負担による無償給食が実施されておりますが、これもパンとミルク程度の不完全給食であります。これを完全給食に引き上げるとともに、国庫負担による無償給食の措置をこれらの給食未実施地域の学校にまで及ぼし、学校給食の普及の拡大をはかることは、喫緊の要請であります。
次に、僻地教育につきましては、新たに、高度僻地の学校の児童生徒が修学旅行に参加する費用について補助するとともに、スクールバス、教員宿舎等の施設設備の充実につとめる等僻地教育の改善をはかることといたしました。
最高八割まで見るように予算的に措置もとっておりますので、かりにただいま申し上げました高度僻地のパン、ミルク給食のほうで落ちましても、そちらのほうの制度の運用でカバーができるのではないか、かように考えておるわけでございます。
○澁谷政府委員 その高度僻地のパン、ミルク国庫全額負担によります給食は、やはり当初、非常に高度の僻地の子供たちに国の負担でやろうという考えでございまして、その場合に、高度というのは、一応へき地教育振興法に基づくところの三級以上ということであったわけでございます。
○澁谷政府委員 僻地の学校給食の問題で、いま先生が御質問になっていらっしゃいますのは、高度僻地学校のパン、ミルクの給食、いわゆるすずらん給食とか俗称されたことかと思いますが、僻地に限らず、要保護、準要保護家庭の児童生徒に給食費を援助いたしております。僻地の場合ば、財政力指数によってそれをさらにかさ上げをいたしております。
なお、四十八年度の予算案におきましては、たとえば学用品費につきましては、新たにスキー用具、柔道、剣道の用具についても購入できるように措置いたしますとともに、通学用品費、修学旅行費、学校給食費の単価の増額をはかり、また高度僻地、三級地以上でございますけれども、これの児童生徒の全員が修学旅行に参加できるよう新規の措置を講ずる等の拡充をはかっておるわけでございます。
次に、僻地教育につきましては、新たに、高度僻地の学校の児童・生徒が修学旅行に参加する費用について補助するとともに、スクールバス、教員宿舎等の施設設備の充実につとめる等僻地教育の改善をはかることといたしました。
学校教育の一環としての給食を特に必要とする僻地学校における給食の実施状況は、高度僻地の特別対策として。ハン、ミルク給食を行なった結果、その実施率は相当に上昇いたしましたが、完全給食については、全国平均で小学校では学校数八四・九%、児童数九三・七%であるのに比し、僻地学校においては学校数で六三・五%、児童数で六九%と、いまだに低い率である現状にあります。
学校教育の一環としての給食を特に必要とする僻地学校における給食の実施状況は、高度僻地の特別対策として、パン、ミルク給食対策を行なった結果、その実施率は相当に上昇いたしましたが、完全給食については、全国平均で小学校では八二・五%に比し、六七%といまだに低い現状にあります。申すまでもなく、僻地における給食の普及率の低いことは市町村財政の貧弱と地域住民の貧困がおもな原因であります。
もっとも、昭和四十年に高度僻地校に対しましては、僻地学校特別対策により、国庫負担による無償給食が実施されておりますが、これもパンとミルク程度の不完全給食であります。これを完全給食に引き上げるとともに、国庫負担による無償給食の措置をこれらの給食未実施地域の学校にまで及ぼし、学校給食の普及の拡大をはかることは、喫緊の要請であります。
なおそのほか、学校給食につきましては、生活の苦しい家庭や僻地の学校の児童生徒に対しまして、従来、本土の各県には準要保護児童生徒に対する給食費の補助の制度がございますし、また、高度僻地の子供たちに対しましては特別の僻地給食の補助もとってきておるところでございますから、こういう制度を沖繩の僻地あるいは準要保護者にも加えていくことによりまして、給食に対する食費の父兄負担軽減という点に関しましては、かなりの
学校教育の一環としての給食を特に必要とする僻地学校における給食の実施状況は、高度僻地の特別対策として、パン、ミルク給食対策を行なった結果、その実施率は相当に上昇いたしましたが、完全給食については、全国平均で小学校では八〇・一%に比し、五五・九%といまだに低い現状にあります。申すまでもなく、僻地における給食の普及率の低いことは市町村財政の貧弱と地域住民の貧困がおもな原因であります。
もっとも、昭和四十年に高度僻地校に対しましては、僻地学校特別対策により国庫負担による無償給食が実施されておりますが、これもパンとミルク程度の不完全給食であります。これを完全給食に引き上げるとともに、国庫負担による無償給食の措置をこれらの給食未実施地域の学校にまで及ぼし、学校給食の普及の拡大をはかることは、喫緊の要請であります。
二〇ページの六番、学校給食の普及充実では、学校給食施設設備を充実し、高度僻地学校児童生徒、準要保護児童生徒あるいは夜間定時制高等学校生徒の給食の助成を充実し、また、栄養職員の増員をはかるとともに、引き続き二三ページの脱脂粉乳購入補助三億七千六百万円余、及び小麦粉購入補助二十億六百万円を計上いたしました。
このほか従前どおりの方針にのっとり、学校給食施設の設備を充実し、高度僻地学校児童生徒、準要保護児童生徒あるいは夜間定時制高等学校生徒の給食の助成を充実し、また栄養職員の増員をいたしました。 二七ページの(6)公害対策及び交通安全その他学校安全の改善充実につきましては、従前からの学校公害に対する学校施設対策の調査研究を継続するほか、公害対策部分を含む小中学校の環境調査を実施いたします。